思い出のカレー
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ボクの中ではひさしぶりという印象の西尾幹二先生の「正論」
≪戦争と背中合わせの制裁≫
東京裁判でアメリカ人のウィリアム・ローガン弁護人は、日本に対する経済的圧力が先の戦争の原因で、戦争を引き起こしたのは日本ではなく連合国であるとの論証を行うに際し、パリ不戦条約の起案者の一人であるケロッグ米国務長官が経済制裁、経済封鎖を戦争行為として認識していた事実を紹介した。日米開戦をめぐる重要な論点の一つであるが、今日私は大戦を回顧したいのではない。
経済制裁、経済封鎖が戦争行為であるとしたら、日本は北朝鮮に対してすでに「宣戦布告」をしているに等しいのではないか。北朝鮮がいきなりノドンを撃ち込 んできても、かつての日本のように、自分たちは「自衛戦争」をしているのだと言い得る根拠をすでに与えてしまっているのではないか。
勿論(もちろん)、拉致などの犯罪を向こうが先にやっているから経済制裁は当然だ、という言い分がわが国にはある。しかし、経済制裁に手を出した以上、わが国は戦争行為に踏み切っているのであって、経済制裁は平和的手段だなどと言っても通らないのではないか。
いやあ、「経済制裁」は武力行使じゃないんだから無制限? のような錯覚議論の誤りに気づいてませんでした。
まだまだ認識が甘いと言うこと。
きょうもセミナーですが、西尾先生のようにビシッと行きたいものです。
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裁判員制度についてどうしても言いたいひとこと。
「これ以上ムダで意味のない制度改革は見たことがありません。」 以上。
これだけではおさまらないのでその根拠を一点だけ。
裁判員の参加する裁判は一定の重罪で起訴された刑事裁判でのみ行われます。
しかし、それは1審、つまり地方裁判所レベルで行われるだけで、裁判員が参加して下された判決に対して控訴があった場合、それより上のクラスの裁判所(高等裁判所、最高裁判所)でひらかれる裁判には裁判員は参加しません。
したがって、もし、裁判員が参加して下された判決に控訴があれば、裁判員が参加した判決はいったん白紙となり、裁判は続行することになります。
ところで、裁判員の参加する裁判が開かれるのは、法律で、死刑や無期懲役などの重い刑での処罰があり得ることが定められている犯罪があったとして起訴されたケースのみです。
例外がないわけではありませんが、一審判決で死刑や無期懲役が言い渡された場合、さまざまな理由から、判決の確定を免れるため、ほとんどのケースで控訴が行われます。たとえ裁判員の参加する裁判が始まっても、この点に変わりはないと思われるので、結局、裁判員の参加する裁判で、その裁判で出された判決がそのまま確定することはほとんどないと思われます。
仕事や家事等をかかえて忙しい中、裁判と縁のない人が、慣れない裁判に無理をおして参加して、むごたらしい被害の状況に心を痛め、有罪/無罪の心証を決めて有罪の場合には適正な量刑を行うという極めてストレスフルな作業に加わって、ようやく判決の言い渡しに至るのですが、その作業は「控訴」によりいともたやすく「チャラパー」になるのです。
裁判員の苦労などまったく意味をなさない。そしてなんたる税金の無駄遣い。
いや、そういうことになることも含めて国民に周知が行われて、それでも必要があるからみんなが犠牲を押して参加しよう、それが世論であるなら私は異を唱えません。
しかし、裁判所はそのようなことはクチが避けても言えないのでしょう。
そして、そのことがまったくマスコミで報道されていないことはおどろくべきことです!!!
はっきり言いますが、裁判員を参加させて司法の質が上がるはずはありません。
むしろ逆になることが容易に想像されます。
このような、ちょっと考えるだけで無理、ムダであることがすぐわかる制度がさしたる問題提起もないまま本当に走り出すという社会現象は、国を破綻させることが目に見えているにもかかわらず米国との戦争開始を決意してしまった昭和初期の世論の流れと同じように思えてなりません。
そして、裁判所がこの制度の旗を振るのをみるたび、裁判所という暗黙知が求められる機関にもはやそれを求めることができなくなってきているという現実を見るのです。
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きのうから都内はフルーのモード。
弱毒のうちにかかっておいたほうが、お得という説もでるくらいです。
もっとも重要な問題は、秋までにこの病気に対するワクチンを準備できるかですね。
新型インフルエンザはこの秋以降、すがた形を変えてもう一度やってくるでしょう。
また、秋までには新たな政治体制ができるでしょう。
その意味で、この2009年は50年に一度の節目なのだと思います。
PS
おかげさまで このつたないブログもようやく1000回を迎えようとしています。
そしてその回にてブログのタイトルを変えようと思ってます。
べつに今のタイトルが気に入らなくなったというわけではないのですが……。
でもなんとなく変える時期だと思ってます。
さて、どんなタイトルにしようかな?
実はもう半分きまってますが・・・
ということで、いまのタイトルであとひと月。これまで同様によろしくお願いいたします。
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最初は「偶然だろう」くらいにしか思ってなかった高校生感染。
いまだにこの年齢層での感染が中心になっているようです。
ホントにそうだという可能性と発表が人為的に操作されてる可能性とがありますが、まあきっとホントなんでしょう。
さいわい今のところ軽症例ですんでいるようですが、少子高齢化傾向のなかでもしこの年代が失われでもしたらそれこそ大変なことです。
不況もそうですが今回はともかく「次回」が決死の攻防戦になるのでそのための備えはしないといけませんね。
しかし、「一定の年齢だけかかりやすい」ってまさかだれかが設計・製造したウイルスじゃないよね
(^_^;)
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このところ国会議員の世襲制限のことが議論されてますがなんか次元が低すぎる感じだなあと。
2世、3世が七光りで実力もないのに幅を利かせて云々・・・という議論は格差社会を象徴する格好の素材なのでそれに文句を言いたくなる気持ちはよくわかりますが。
世襲が蔓延るというのもけっきょくはいまの社会の鏡のようなものであって、鏡にうつる姿が気に入らないからといって像を強引に変形させても本質は変わらないと思う。
世襲議員がいるから新人が出てこないといいますが、霞ヶ関に対抗できる力量はたんなる優秀さだけではなく権謀術数に長けた戦略家でなければつとまりません。世襲議員を打ち破ることもできない程度の権謀能力なら、そんな人がバッチをつけても仕様がない気がするなあ。
ただ、憲法上の職業選択の自由を根拠に世襲制限はできないと主張する人がいますが、国会議員は憲法を改正できる唯一の機関なんだから、そんな狭い視野では最初から資質に欠けると言われますよ(笑)
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さあ、GW明け。
昨夜のニュースでは空港でマイクをむけられた帰国者が「明日から仕事ですか?」の質問に
「最悪です」と応えてましたがまあ、それはそれ。
きのうは久しぶりに仕事場に行きましたが、ボクと同じような人が4人いました。
12名中5名。
いつのまにか現れた「ワークライフバランス」をWLBと気軽に略称することさえできるのに、ワーカホリックという言葉が死語になってるような気がしなくもないこの頃。
でも、やっぱりそういわれるくらい仕事に一生懸命になりたい。
単純に仕事がおっつかないで仕事に追われている様にも思えますが、
どうせやる以上、「仕事こそ楽しい」と割り切って考えたいものです。
と、そういうメンタリティ自体、1960年代生まれゆえ?
きょう職場に来てた3名は70年代生まれでしたがどうだったのだろう。
いちど聞いてみたいものです。
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いただきました! まな板からはみ出すサイズのマダイ。
つりが趣味のご近所さんから「大漁」のお裾分けとのことでしたがそれにしては大きいような…
まあ、それはともかくせっかくのとれたてなので素人ながらさしみにチャレンジ。
うろこ外し、皮はがしとたいへんでしたがなんとかここまでできました。
(解体中の画はグロなので割愛)
三枚におろすくらいはそれほど難しくないですが、そこから先が落とし穴。
「刺身」は引きがいのち。身を壊さないで包丁で「引く」のってほんと難しい。
なんだかたたきのようになってしまいました(笑)
いつか再チャレンジを夢見つつ、もっと小さいので修行してみようかと。
そして、夜のうちに超弱火でかぶとの下ごしらえをして、朝、昆布で味を整えかぶと汁の完成。
今回の結論)
刺身は当然おいしかったですが、調理中のつまみぐい。つまり、タイをおろしたときに皮にくっついてしまい刺身にできない部分が実はいちばん脂が乗っていて美味しかったりします。思わずまな板のはじっこに醤油を垂らして食べちゃいました。あとはやはり縁側。
そして、かぶと汁。 目の回り、裏側、ほほ、あご、くちびると顔の周りの身というかとろっとした組織がもっともおいしかった〜
結局、焼き肉とおなじでゲテが好きなのかと(^_^;)
ほんと、100%素材のちから、でした。
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新型インフルエンザと言えば、スティーブン・キングが30年くらい前に書いた「ザ・スタンド」が思い浮かびます。
あれは秘密の米軍基地からの逃亡者が病気に感染していてそれが田舎からあっというまに全土に広がって… というお話でした(どちらかというとその後の秩序崩壊後の世界をずーっと描いてましたが)
それにくらべると今回の感染は緩徐かなあ、と思いますがいったいどこまで広がるのやら。
しかしこれは国際的な人の移動をガチンコで調査することになりますが、研究する価値のあるデータがどんどんと揃いますね。
さて、水際で感染者を発見して社会への感染をふせげるのか?
その結果は今後に大きな影響をもたらすでしょうね。
Leica M8 + Summicron 35mm 8elements
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